診療についてよくいただく質問を集めました。
A:問診・視診・触診が主になります。まずは患者さんの話をよく聞き(問診)、次に横になり肛門周囲を指診します。必要に応じては肛門鏡を使って肛門内部の診察を行います。
当院では、インフォームドコンセントを重視し、患者さんにわかりやすい説明を心がけ、理解・納得していただいたうえで、治療方針を決定しています。
A:当院の肛門外科関連の患者さんについては、熟練した医師とベテランの看護師が十分な配慮の上、細心の注意を払って診療しております。診察室は個室です。
A:肛門の病気は、手術をしないとすぐ命に関わるという病気ではありません。しかし、毎日の生活のなかで痛みや不快感を感じながら過ごすのも問題です。肛門疾患は早い段階であれば生活療法で治療できるものも多く、痔瘻や慢性化した裂肛などのように手術でなくては治らないものもあります。異常を感じたときには、できるだけ早く専門医の診察を受けられる事をお勧めします。
A:手術自体は麻酔をかけて行いますので、痛みを感じることはありません。術後に痛みを感じることがありますが、薬により軽減しますので、心配はありません。また手術翌日から食事や入浴も可能です。
A:症例によっては日帰り手術を行っています。局所麻酔により手術を行いますので、その日のうちに退院が可能です。その後は症例によって通院加療します。